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韓国でやっておくといいこと — K-アカスリ&ヘッドスパ(個室、所要時間と料金)

3行まとめ

  • 個室アカスリは入浴10〜15分→垢すり→オイル・ミルク→洗髪で50〜80分。相場は60分8万〜15万ウォン、予約は1週間前が基本。
  • ヘッドスパは頭皮カメラ診断→スケーリング→水流スパ→トリートメントで60〜90分。漢南のジュノソウルではヘッドスパ客の約8割が外国人。
  • 2025年、Klookではアニメ映画の公開後にアカスリ・チムジルバンの予約が11%増、クリエイトリップの個室アカスリの取扱額は下半期に170%増えた。
K-scrub and head spa title card — private rooms, 60 to 90 minutes

韓国の銭湯で背中を預けて垢を落とす「セシン」は、長いあいだ地元の習慣だった。それが2025年、Netflixのアニメ映画『KPOP Demon Hunters』で主人公たちが銭湯でくつろぐ場面が話題になったのを境に、外国人の予約が目に見えて増えた。

数字で見ると、Klookでは公開後にアカスリ・チムジルバン体験の予約が11%増え、クリエイトリップの1人用アカスリ店の取扱額は2025年下半期に170%伸びた。合井の「セシンショップ・ダムダ」は客の約4割が外国人だという。

ここに、頭皮を診断してから洗う「K-ヘッドスパ」が並ぶ。ジュノヘアの旗艦店ジュノソウル(漢南洞)ではヘッドスパ客の約8割が外国人で、外国人の来店は前年比52%増。両方の流れと料金、予約の勘所を整理した。

なぜ今、外国人が韓国で垢すりをするのか

背景には、韓国の入浴文化の入れ替わりがある。全国の銭湯は2019年1月の758軒から2023年には571軒へ、5年で約25%減った。その一方で、個人の浴槽と垢すり台を備えた「1人用セシン店」が2021年ごろから増え、1回7万5千〜11万ウォン、75〜85分の予約制が定着した。銭湯の垢すり(2万〜3万ウォン)の3倍ほどだが、他人の目がない。

外国人がここに乗った。釜山のスパランド・センタムでは2025年の利用者の46.9%が外国人、龍山のドラゴンヒルスパのような大型施設も外国人比率が上がっている。SNSでは「#Koreanscrub」「#Seshin」の再生数が2年で300%以上伸びた。初期は北米中心だったが、最近は東欧など地域が広がっている。

クリエイトリップの2025年集計では、美容・医療カテゴリーの取扱額が前年比71%増で全体の51%を占め、その中で1人用セシン店は下半期に170%増だった。頭皮ケアや点滴、健康診断まで含めて、韓国の「日常のケア」を旅程に組み込む流れは、はっきり数字に出ている。

個室アカスリとK-ヘッドスパ — 所要時間と料金の目安
項目 個室アカスリ(セシン) K-ヘッドスパ
所要時間 50〜80分(100〜120分コースもある) 60〜90分(フルコースは約2時間)
相場 60分基準で8万〜15万ウォン、追加は2万〜5万ウォン 体験型は60分コースが中心。サロン型は11万〜38万ウォン(店とコースによる)
流れ 入浴→垢すり→オイル・ミルク→洗髪 頭皮診断→スケーリング→水流スパ→トリートメント・ドライ
予約 1週間前が目安。当日はほぼ不可 1〜2週間前。平日が取りやすい
対象 女性専用の店が多い 男女とも可
クリエイトリップ英語版ガイド(2026年)、Klook商品ページ、ハーパーズバザー韓国版の料金表をもとに作成
龍山のドラゴンヒルスパの外観
龍山のドラゴンヒルスパ。大型のチムジルバンも外国人の比率が上がっている Photo: Matt Kieffer from London, United Kingdom · CC BY-SA 2.0

個室アカスリの流れ — 入店から退店まで50〜80分

店に着くと、個人用の脱衣室と浴槽、垢すり専用ベッドがある個室に案内される。担当は1人のセシンサ(垢すり師)で、最初から最後まで同じ人が付く。

まず温かい湯に10〜15分浸かり、角質をやわらかくする。お茶や飲み物が出る店が多い。次に韓国式のあかすりタオル(イタリータオル)で全身の角質を落とす。強さは調整できるので、痛ければその場で言えばいい。敏感肌や妊娠中なら予約時に伝えると、対応できる店を選べる。

垢すりのあとは、牛乳や天然オイル、海藻パックなどを全身に塗って保湿とマッサージを同時に進める。最後に簡単なシャンプーと頭皮の指圧をして、シャワーで終わる。全体で50〜80分、長いコースでは100〜120分。終わった直後、肌が絹のように滑らかになるのを手で確かめられるのが、外国人に支持される理由だ。

個室アカスリの流れ入店から退店まで50〜80分1① 入浴 10〜15分温かい湯で角質をやわらげる。お茶が出る店も2② 垢すり 20〜30分韓国式タオルで全身の角質を落とす。強さは調整可3③ オイル・ミルク牛乳、天然オイル、海藻パックで保湿とマッサージ4④ 洗髪・シャワー簡単なシャンプーと頭皮の指圧で終了
個室アカスリの流れ — 入店から退店まで50〜80分
チムジルバンの石造りの汗蒸幕(ハンジュンマク)ドーム
汗蒸幕(ハンジュンマク)。垢すりの前後に高温の石室で体を温めるのが定番の流れ Photo: 서울관광재단 Seoul Tourism Organization · KOGL Type 1

銭湯で受ける従来型のセシンの作法や注意点は、別記事「セシン——韓国式あかすりという「軽い修行」の受け方」にまとめている。個室型との違いを比べるのに向く。

K-ヘッドスパの流れ — 診断から乾かすまで60〜90分

ヘッドスパは美容室か頭皮専門店で受ける。最初に高倍率のカメラで頭皮を映し、角質、皮脂、毛穴の詰まりを画面で確認する。ここで「ケア前」の写真を残しておくのがポイントで、終了後に同じ場所を映して比べる。

次に専用のスケーリングジェルを塗り、リンパの流れを助ける首・肩・頭皮の指圧に移る。長時間のフライトで固まった首と肩がほぐれるので、到着直後に受ける人が多い。そのあとが、ショート動画でよく見る半円形の器具から温水が循環して頭皮を濡らす「水流スパ」。最後に栄養パックを浸透させ、担当者のドライで仕上がる。

K-ヘッドスパの4段階所要60〜90分、フルコースは約2時間① 頭皮診断高倍率カメラで角質・皮脂・毛穴を確認② スケーリング専用ジェル+首・肩・頭皮の指圧③ 水流スパ半円形の器具から温水が循環④ トリートメント栄養パック→ドライで仕上げ
K-ヘッドスパの4段階 — 所要60〜90分、フルコースは約2時間

料金は幅がある。明洞や弘大の体験型サロンは60分コースが中心で、漢南洞のサロン型は70分21万ウォン、120分38万ウォンといった価格帯。清潭のクリニック型で11万ウォンからのコースもある。ジュノソウルの担当者は、外国人客が「米国でも受けたが、韓国は頭皮の状態を細かく見て段階的に管理してくれる」と話すと伝えている。

ヘッドスパに使う美容室のシャンプー台
ヘッドスパは診断→スケーリング→水流スパ→トリートメントの順で進む Photo: johnrosman · CC BY 2.0

どこで受けるか — 弘大・江南・漢南の3軒と予約のコツ

初めてなら、外国人対応がこなれた店を選ぶと安心だ。合井駅2番出口から徒歩5分の「セシンショップ・ダムダ」は女性専用の1人用セシン店で、7〜22時営業、80分コースから。英語の案内があり、Klookやクリエイトリップから予約できる。客の約4割が外国人で、弘大が近いので若い旅行者や母娘の利用が多い。

江南・駅三洞の「スパヘウム」は、ホテルのような内装の女性専用店。手作りの入浴用品を使い、敏感肌や妊婦にも対応し、日本語のサポートがある。江南のショッピングや美容クリニックと同じ日に組みやすい。

ヘッドスパなら漢南洞の「ジュノソウル」。ジュノヘアの旗艦店で、頭皮の精密診断から水流スパ、リラクシング、スタイリングまでを一つの流れで受けられる。ヘッドスパ客の約8割が外国人で、多言語の応対に慣れている。

外国人対応が整った3軒合井・駅三・漢南ダムダ(合井・弘大)女性専用・80分〜・7〜22時・英語案内スパヘウム(駅三)女性専用・敏感肌/妊婦対応・日本語可ジュノソウル(漢南)ヘッドスパ・客の8割が外国人・多言語
外国人対応が整った3軒 — 合井・駅三・漢南

予約は1〜2週間前に。1人用の店は1枠1〜2人しか受けられず、当日はまず取れない。クリエイトリップ、Klookのほか、店のInstagramのDMやカカオトークのチャンネルでも受け付けている。1人用セシン店の多くは女性専用なので、男性や男女の同行者がいる場合は男性可の店か男性専用の時間帯を確認する。旅程では、到着初日に時差と飛行機の疲れを抜く用途か、帰国前日の締めに置くと満足度が高い。

地図で見る — おすすめの場所とGoogleの評価

評価と件数は2026年9月4日にGoogleマップで確認したもの。変わることがあるので、行く前にリンク先で最新を確認してほしい。

よくある質問

男性も受けられますか

1人用セシン店の多くは女性専用です。男性可の店や男性専用の時間帯を設けている店もあるので、予約前に確認してください。

予約なしで行けますか

1枠に1〜2人しか受けられないため、当日はほぼ取れません。1〜2週間前にクリエイトリップ、Klook、店のInstagramなどで予約するのが基本です。

痛くありませんか

強さは調整できます。敏感肌、妊娠中、日焼け直後、タトゥーの有無などは予約時に伝えると、対応できる店を案内してもらえます。

料金には何が含まれますか

入浴、垢すり、オイルやミルクのトリートメント、洗髪、タオルとアメニティが基本です。フェイシャルやマッサージの追加は2万〜5万ウォンが目安です。

旅程のどこに入れるのがいいですか

到着初日に時差と飛行機の疲れを抜くか、帰国前日の締めに入れる人が多いです。ヘッドスパは首と肩の指圧が入るので、フライト直後に向いています。

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