- ソウルの冬の屋台おやつは、だいたい11月から2月までなんです。主役はたい焼き(プンオパン/붕어빵)、黒糖入りの揚げ焼きパン「ホットク(호떡)」、卵を丸ごと落とした「卵パン(ケランパン/계란빵)」、焼き芋(군고구마)、串おでん(어묵)の5つ。コンビニは10月中旬から焼き芋と蒸しパンを並べ始めます。
- 相場は上がっていて、たい焼きは2年前の「2個1,000ウォン」から、いまは1個1,000ウォンか3個2,000ウォンが標準なんです(建大入口駅、2026年1月)。原因は小豆で、40kgの卸値が364,873ウォン(2023年)から726,600ウォン(2025年11月)へ約2倍。ホットクも1個1,000→2,000ウォン、チーズ入りは3,500ウォンです。
- 観光地の明洞は別料金なんです。屋台通り(明洞駅〜ロッテ百貨店)は16時ごろ設営・17〜21時がピークで、卵パン4,000ウォン、焼き芋6,000ウォン、トッポッキ5,000ウォン(2024年1月調査)。安く食べたいなら、地図アプリ「プンセグォン(붕세권)」で住宅街の屋台を探すか、コンビニGS25の焼き芋1個2,000ウォンが逃げ道です。

この記事はこんな人向け
- 11月〜2月にソウルへ行き、たい焼きやホットクを屋台で食べたい人
- 明洞の屋台の値段が高いと聞いて、相場を先に知っておきたい人
- 屋台でカードが使えるか、出汁は無料かなど細かい作法を知りたい人
11月のソウルで、駅を出た瞬間に甘い匂いがしたら、それがたい焼き屋台の合図なんです。韓国では「붕어빵(プンオパン=フナのパン)」と呼ばれて、冬の始まりを告げる食べ物なんですよね。
ただ、この2年で値段がかなり変わったんです。昔の「2個1,000ウォン」を覚えている人は、いまの「1個1,000ウォン」の貼り紙を見て固まります。小豆の卸値が2倍になったのが理由で、屋台の数そのものも減っているんですよね。
もう一つ知っておきたいのが、観光地と住宅街の「二重価格」なんです。明洞の屋台通りでは卵パンが4,000ウォン、焼き芋が6,000ウォン。同じものが大学街の屋台なら半額以下、ということが普通に起きるんですよね。
この記事では、冬の屋台おやつ5種類の相場(2026年1月の報道ベース)、明洞屋台通りの時間と払い方、地図アプリで住宅街の屋台を探すコツ、そしてコンビニの焼き芋という保険までまとめます。最後に南大門市場の老舗ホットク屋(Googleレビュー1,733件)も載せますね!
11月から2月まで! ソウルの冬の屋台おやつ5種類——たい焼きは「プンオパン」と「インオパン」の2種類
✔ 主役は5つ。たい焼き・ホットク・卵パン・焼き芋・串おでん
ソウルの屋台おやつは、気温が一桁になる11月ごろから一斉に現れて、2月いっぱいで消えるんです。定番はたい焼き(プンオパン/붕어빵)、黒糖とナッツを包んで鉄板で押し焼きにする「ホットク(호떡)」、ホットケーキ生地に卵を丸ごと落とした「卵パン(ケランパン/계란빵)」、ドラム缶で焼く焼き芋(군고구마)、そして出汁に浸かった串おでん(어묵/오뎅)の5つなんですよね。
たい焼きは実は2種類あるんです。小麦の生地で厚めに焼く「プンオパン(붕어빵)」と、生地にもち米と油を混ぜて薄くパリッと焼く「インオパン(잉어빵=鯉のパン)」で、インオパンは尻尾まで小豆が入っているのが売りなんですよね。中身は小豆(팥)とカスタード(슈크림)の2択が基本で、注文は「팥 두 개, 슈 한 개 주세요(パッ トゥゲ、シュ ハンゲ ジュセヨ=小豆2個、クリーム1個ください)」で通じます。
コンビニは屋台より早く動きます。GS25は2025年10月15日に小豆と蜂蜜さつまいもの蒸しパン(호빵)を並べ、10月22日に野菜・ピザ味を追加、焼き芋は10月中「1個2,000ウォン・3個4,800ウォン」のまとめ売りをしていました。10月1〜15日の冬向け食品の売上は前年比37.6%増と、屋台より一足早い「冬」なんですよね。
| おやつ | 住宅街・市場の屋台 | 明洞の屋台通り |
|---|---|---|
| たい焼き(プンオパン) | 1個1,000ウォン/3個2,000ウォン | — |
| ホットク | 2,000ウォン(チーズ3,500)/南大門 野菜ホットク2,500 | — |
| 卵パン(ケランパン) | — | 4,000ウォン |
| 焼き芋 | コンビニGS25 1個2,000ウォン | 6,000ウォン |
| 串おでん | 1本1,000〜1,500ウォン+出汁100〜500ウォン | — |
| トッポッキ・ホットドッグ | — | 5,000ウォン・4,000ウォン |

次に読む:屋台のおやつを制覇したら、在来市場の食べ歩きへ。『ピンデトク5,000ウォン、麻薬キンパ3,000ウォン——在来市場の食べ歩き【韓国でやっておくといいこと⑤】』で広蔵市場・通仁市場の回り方を。
たい焼きは3個2,000ウォンが標準! 2026年冬の相場と、小豆が2倍になった理由
✔ 「2個1,000ウォン」の時代は終わりました
マネートゥデイが2026年1月20日に取材したソウル・建大入口駅の屋台は「3個2,000ウォン」、カフェの高級版は「2個2,700ウォン(1個1,350ウォン)」だったんです。韓国経済(2025年11月28日)は、ソウルではかつて数個で1,000ウォンだったたい焼きが「1個1,000ウォン」になったと報じています。ニュースピム(2026年1月4日)でも、たい焼きは2個1,000→1個1,000ウォン、ホットクは1個1,000→2,000ウォン、チーズホットクは3,500ウォンでした。
理由は小豆なんです。韓国農水産食品流通公社の卸値で、国産小豆40kgは2年前の364,873ウォンから2025年11月には726,600ウォンと約2倍になりました。マネートゥデイの1月時点では772,894ウォンで、5年平均より約65%高い水準なんですよね。砂糖の消費者物価指数も122(2023年1月)から147.40(2025年12月)に上がっていて、屋台の店主は「1個1,000ウォンでもほとんど利益がない」と話しています。
串おでんは1本1,000〜1,500ウォンで、昔は無料だった出汁(국물)に値段を付ける屋台も出てきました。ソウル新聞(2024年12月21日)が伝えた価格表では、購入者は紙コップ1杯100ウォン、出汁だけなら500ウォン、持ち帰り容器は500ウォン追加。無料が当たり前だった韓国人にも驚きだったので、旅行者は「出汁は聞いてから」が安全なんですよね。

明洞の屋台通りは16時から! 卵パン4,000ウォンの「観光地価格」と払い方
✔ 明洞駅〜ロッテ百貨店の通り、17〜21時がピーク
ソウルでいちばん有名な屋台通りは明洞(명동)なんです。4号線明洞駅からロッテ百貨店本店に向かう中央の通りと脇道に、16時ごろから屋台が並び始めて、17〜21時が最も多い時間帯なんですよね。冬はホットク、卵パン、クロワッサンたい焼きが季節の顔になります。
ただし値段は「観光地価格」なんです。デイリアン(2024年1月17日)の調査では、ホットドッグ4,000ウォン、卵パン4,000ウォン、焼き芋6,000ウォン、トッポッキ5,000ウォン、キンパ6個6,000ウォン、コーンチーズ6,000ウォン、イカ串10,000ウォン、ロブスター串20,000ウォン。3品で24,000ウォン払った会社員の声も載っていて、住宅街の屋台の2倍前後と考えておくとちょうどいいんですよね。
2023年の「ぼったくり」批判を受けて、中区は屋台に価格表示を義務づけました。いまはほとんどの屋台に値札がありますが、値札のない屋台も残っているので、ない店では買う前に「얼마예요?(オルマエヨ=いくらですか)」と聞いてください。支払いは現金が基本で、カード不可の屋台が多いんです。カカオペイなどのQR決済に対応する店は増えましたが、1,000ウォン札と5,000ウォン札を何枚か持っておくのが冬の屋台の作法なんですよね。

安く食べるなら住宅街と大学街! 地図アプリ「プンセグォン」の使い方と、コンビニという保険
✔ たい焼き屋台は地図アプリで探す時代
韓国語には「붕세권(プンセグォン)」という言葉があるんです。「駅近(역세권)」をもじった造語で「たい焼き屋台が徒歩圏にある場所」の意味なんですよね。同名のアプリ「붕세권」(Google Playなど)は利用者が屋台の位置を登録する地図で、たい焼き・インオパン・菊パン(국화빵)の屋台を近所で探せます。フリマアプリ「당근(タングン)」も2024年11月26日に「たい焼き地図」を始めて、10日で3,000件以上の口コミが集まりました。どちらも韓国語のみで、屋台は出没が不規則なので「登録があっても閉まっている」ことは前提にしてください。
狙い目は大学街と住宅街の駅前なんです。建大入口(건대입구)で3個2,000ウォンという報道のとおり、弘大・新村・建大のような学生街は明洞の半額以下で、味は同じなんですよね。ホットクは南大門市場の「野菜ホットク」が有名で、野菜と春雨を包んだ変わり種を6時から仕込んだ生地で揚げ焼きにします。
屋台が見つからない夜の保険がコンビニなんです。GS25は10月から焼き芋を1個2,000ウォン(10月31日までは3個4,800ウォン)、小豆の蒸しパン(팥호빵)は10月15日から、ホットアメリカーノは1,000ウォンで売っていました。ホテルに帰る途中のコンビニで焼き芋と蒸しパンを買えば、屋台に会えなかった日も冬の味は確保できるんですよね。
どこで食べる? 地図とまとめ——明洞屋台通りと、南大門市場の野菜ホットク
まとめると、ソウルの冬の屋台おやつは「11〜2月・たい焼き3個2,000ウォン・ホットク2,000ウォン・おでん1本1,000〜1,500ウォン・明洞は倍」なんです。屋台には店名も口コミもないので、この記事のGoogleマップの基準(★4.5以上・100件以上)を満たす屋台は存在しません。代わりに、ソウルで最も口コミの多いホットク屋(★4.2・1,733件、基準未満であることを明記します)と、屋台通りの起点を載せます。評価は2026年9月17日時点です。
- 南大門 野菜ホットク(남대문 야채호떡) — Google ★4.2(1,733件・基準未満)・中区 南大門路12・4号線 会賢駅 徒歩約3分・8:00〜・野菜ホットクと蜂蜜ホットク各2,500ウォン(訪問者レビュー)・現金
- 明洞屋台通り(명동 노점거리) — 4号線 明洞駅 6番出口〜ロッテ百貨店本店・16時ごろ設営、17〜21時がピーク・卵パン4,000ウォン、焼き芋6,000ウォン(2024年1月調査)・現金中心
よくある質問
ソウルの屋台おやつはいつからいつまでですか
だいたい11月から2月までです。気温が一桁になると駅前に屋台が並び、3月に入ると減ります。コンビニは10月中旬から焼き芋と蒸しパンを売り始めます。
たい焼きはいくらですか
2026年1月の報道では1個1,000ウォンか3個2,000ウォンが標準です。小豆の卸値が2年で約2倍(40kg 364,873→726,600ウォン)になったため、昔の2個1,000ウォンには戻っていません。
プンオパンとインオパンは何が違いますか
プンオパン(붕어빵)は小麦の生地で厚め、インオパン(잉어빵)はもち米と油を混ぜた薄くてパリッとした生地で、尻尾まで小豆が入っています。値段はほぼ同じです。
屋台でカードは使えますか
使えない屋台が多いです。カカオペイなどのQR決済に対応する店は増えましたが、1,000ウォン札と5,000ウォン札を用意してください。明洞は価格表示が義務なので、値札がない店では買う前に値段を聞いてください。
おでんの出汁は無料ですか
多くの屋台では買った人に無料ですが、2024年冬から紙コップ1杯100ウォン、出汁だけ500ウォンと値段を付ける屋台も出ています。先に聞くのが安全です。
- 「たい焼き1個1,000ウォン」の貼り紙に客足遠のく——小豆卸値が5年平均比65%高(マネートゥデイ 2026-01-20)
- 冬の庶民おやつ、たい焼き・ホットクが値上がり——輸入物価急騰の影響(ニュースピム 2026-01-04)
- 「1個1,000ウォンが高い? 利益はない」たい焼き商人の涙(韓国経済 2025-11-28)
- 明洞のぼったくり価格は終わっていない——屋台の価格調査(デイリアン 2024-01-17)
- 屋台おでんの出汁が有料に「1杯500ウォン、持ち帰り500ウォン」(ソウル新聞 2024-12-21)
- コンビニの冬商戦本格化——GS25の蒸しパン・焼き芋(電子新聞 2025-10-16)
- 気温急落で冬おやつ急伸——GS25焼き芋の売上176%増(マネートゥデイ 2025-10-20)
- タングン(당근)「たい焼き地図」を使ってみた(トゥデイeコノミック)
- 南大門市場 公式サイト「野菜ホットク」
確認方法:マネートゥデイ(2026-01-20)・ニュースピム(2026-01-04)・韓国経済(2025-11-28)・デイリアン(2024-01-17)・ソウル新聞(2024-12-21)・電子新聞(2025-10-16)の報道、南大門市場公式サイト、Googleマップの評価をオンラインで確認(2026-09-17)。屋台の価格は店ごとに違います。