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韓国の交通カード比較2026|T-moneyかWOWPASSか

3行まとめ
  • 韓国全土で使える交通ICカードです。コンビニ(CU・GS25など)と駅の券売機で買えて、カード代は3,000〜4,000ウォン。
  • 「両替機+プリペイドカード+T-money」を1枚にまとめた、外国人向けのカードです。
  • ソウル市が出している乗り放題パスです(기후동행카드)。
記事タイトルのブランドカード
ソウル駅の地下乗り換え通路。1号線・4号線・9号線・KTX・GTXの案内表示
ソウル駅の乗り換え通路(2025年1月)。交通カードはこの改札を通るたびに使います。 | Photo: Striker9498 / Wikimedia Commons (CC0)

交通カードは料金では選べません。どれを使っても運賃はほぼ同じだからです。

差が出るのはチャージと返金のほうです。T-moneyは現金でしかチャージできず、WOWPASSはカードで入金できて両替機能も持ちます。気候同行カードは定額で乗り放題ですが、対象エリアが決まっています。

つまり選ぶ基準は「安いかどうか」ではなく、自分の滞在日数と移動量、そして現金をどれだけ持つつもりかです。

滞在日数別の交通費比較 2泊3日はT-money12400ウォンと気候同行3日券10000ウォンで僅差、3泊4日は21700対15000、6泊7日は37200対20000で気候同行カードが約17200ウォン安い
3泊4日以上で市内中心なら気候同行カード。空港や郊外を含むならT-money。

1. T-moneyの基本と2026年の運賃

韓国全土で使える交通ICカードです。コンビニ(CU・GS25など)と駅の券売機で買えて、カード代は3,000〜4,000ウォン。この3,000ウォンは戻ってきません。そういうものだと思ってください。

チャージはコンビニだと現金のみ。ここでつまずく人が多いところです。地下鉄1〜8号線の新型券売機なら、海外発行のVisa・Mastercardが使える機械も増えてきました。

運賃はカードで地下鉄1,550ウォン、市内バス1,500ウォン。30分以内の乗り継ぎなら割引が効きます(夜21時〜朝7時は60分以内)。条件はひとつだけ、降りるときのタッチです。バスで降車タッチを忘れると割引が消えるので、ここだけは覚えて帰ってください。

払い戻しは手数料500ウォン。残額2万ウォン以下ならコンビニのレジで受け取れます。それを超えるとT-moneyタウンなどの窓口扱いになり、上限は店舗によって違います。結論から言うと、使い切るのが一番楽です。帰国日の朝に残高を確認して、コンビニで使い切ってしまうのがきれいな終わり方です。

2. WOWPASS|両替とプリペイドが1枚に

「両替機+プリペイドカード+T-money」を1枚にまとめた、外国人向けのカードです。空港や主要駅の専用機に日本円の現金を入れると、そのままウォンでチャージされる。両替所を探して歩く時間が丸ごと消えます。

発行手数料は5,000ウォン。アプリで事前予約すれば4,500ウォンです。レートは市中の優良両替所に近い水準で、両替手数料は別に取られません。

落とし穴がひとつあります。裏面のT-money機能は、残高が別枠です。カード本体にウォンが入っていても、そこから移すことはできません。地下鉄の機械かコンビニで、現金でチャージし直す必要があります。

バスの交通カード読み取り機にカードをタッチする様子
交通カードのタッチ | hyolee2 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

3. 気候同行カード|外国人も買える乗り放題

ソウル市が出している乗り放題パスです(기후동행카드)。観光客向けの短期券があって、1日券5,000/2日券8,000/3日券10,000/5日券15,000/7日券20,000ウォン。数字を見て分かる通り、日数が伸びるほど1日あたりが安くなります。

これとは別にカード代3,000ウォンがかかります。買うのは駅の券売機で、支払いは現金が基本。海外発行カード対応の券売機も一部で入り始めています。30日券62,000ウォンもありますが、短期旅行では元が取れません。

注意:対象はソウル市内のみです。新盆唐線・広域バス・GTXは使えません。仁川空港からのA’REX乗車も対象外なので、空港区間は別途T-money等が必要です。水原など京畿道方面へ出る日にも使えません。

4. Korea Tour Cardは販売終了

かつての定番「Korea Tour Card」は、現地の最新ガイドでは販売終了と案内されています。ここが厄介で、日本語のブログにはまだ「これを買え」と書いてある記事が残っています。日付の古い記事には気をつけてください。

後継の観光デザインT-moneyは、中身は普通のT-moneyと同じです。店頭に在庫があるかどうかだけの話になります。

5. 滞在日数別シミュレーション

1日に地下鉄・バスを3〜4回。観光としては標準的なペースで計算します。1回1,550ウォン換算、カード代はどちらも約3,000ウォンなので比較からは外しました。

滞在 想定乗車 T-money 気候同行短期券 結論
2泊3日 8回 約12,400ウォン 3日券10,000ウォン 僅差。空港移動や郊外込みならT-money
3泊4日 14回 約21,700ウォン 5日券15,000ウォン 気候同行が約6,700ウォン(約720円)得
6泊7日 24回 約37,200ウォン 7日券20,000ウォン 気候同行が約17,200ウォン(約1,850円)得
ひと目でわかる2泊3日83泊4日146泊7日24

損益分岐は3日券で7回、7日券で13回。ソウル中心の滞在なら、3日を超えたあたりで気候同行カードがひっくり返します。逆に言えば、2泊3日で市内をあまり動かない旅程なら、無理に買う必要はありません。

空港から市内までの移動そのものは仁川空港からソウルへの比較に、カードを使って経路を探す部分は地図アプリの使い分けにまとめてあります。

6. タイプ別の結論

移動が少ない2泊3日、あるいは郊外まで出る旅程なら、どこでも使えるT-moneyで十分です。両替の手間も一緒に減らしたいなら、T-money機能込みのWOWPASS。

ソウル市内だけを1日3回以上動き回るなら、気候同行カードの短期券が最安です。ただし空港区間は対象外なので、A’REX用に少額のT-moneyを1枚。この2枚持ちが、結局いちばん現実的な答えです。

まとめ

  • 地下鉄1,550ウォン・バス1,500ウォンが2026年の基準運賃
  • 2泊3日や郊外行きあり→T-money(またはWOWPASS)1枚
  • ソウル中心で1日3回以上乗る→気候同行カードの短期券+空港用T-money
  • 両替もまとめたい→発行5,000ウォンのWOWPASSが手堅い
  • Korea Tour Cardは販売終了。払い戻しは残額2万ウォン以下に調整を

交通カードは旅の途中で乗り換えにくい持ち物です。滞在の後半になって選び直すと、残高と手数料の分だけ損が確定します。

よくある質問

結局どのカードを買えばいいですか?

2泊3日ならT-moneyでも気候同行カードでもほぼ同額です。3泊4日以上で市内中心の移動が多いなら気候同行カード、空港や郊外への移動が入るならT-moneyが有利です。

気候同行カードはいくらですか?

1日券5,000/2日券8,000/3日券10,000/5日券15,000/7日券20,000ウォンです。これとは別にカード代3,000ウォンが一度だけかかります。駅の券売機で買えますが、支払いは現金が基本です。

気候同行カードで空港鉄道にも乗れますか?

乗れません。AREXと郊外行きの広域バスは対象外です。ここを勘違いすると計算が狂うので、空港の往復はT-moneyや別途チケットで考えてください。

T-moneyの運賃はいくらですか?

基本運賃はカード利用で1,550ウォン前後、距離に応じて加算されます。同じ改札内での路線乗り換えは追加運賃なし、地下鉄とバスの乗り継ぎは降車後30分以内なら割引が効きます。

WOWPASSは何が違うのですか?

両替機・プリペイドカード・T-moneyが1枚になったカードです。空港や主要駅の機械に外貨を入れるとその場でウォンにチャージされます。発行手数料は5,000ウォン、アプリで事前予約すると4,500ウォンです。

Korea Tour Cardはもう買えないのですか?

販売終了しています。古い記事に載っていることがありますが、いま選択肢に入れる必要はありません。

本記事は2026年7月31日時点の情報です。料金・制度は変更される場合があります。円換算は1万ウォン=約1,080円で計算しています。
参照:ソウル市公式サイト(気候同行カード)/T-money公式サイト/WOWPASS公式サービスガイド/The Korea Herald(2025年6月運賃改定報道)/Korea Travel Lab・Ask Korea Travel・Korea Locally(2026年版現地ガイド)
確認先
この記事の内容は下記の公式情報を確認して整理しています。制度は変更されることがあるため、出発前に原文をご確認ください。
· ハイコリア(韓国出入国・外国人政策本部)
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