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ソウル地下鉄の乗り方|乗り換えと注意点

3行まとめ
  • T-money(またはWOWPASS等の交通機能)を改札にタッチして入り、降車駅でもタッチして出る。
  • 基本運賃はカード利用で1,550ウォン前後(距離加算あり) 地下鉄⇄バスの乗り換えは、降車後30分以内なら乗継割引が効きます(バス降車時のタッチを忘れずに) 同じ改札内での路線乗り換えは追加運賃なし…
  • ソウルの駅は出口が多い。江南駅や高速ターミナル駅クラスになると10以上あり、間違った出口から出ると炎天下を10分歩き直すことになります。
ソウル地下鉄4号線の車内。青い床と両側の座席、立っている乗客
ソウル地下鉄の車内(2024年)。両端の濃い色の席は交通弱者専用で、空いていても座りません。 | Photo: Striker9498 / Wikimedia Commons (CC0)

ソウルの地下鉄で時間を失うのは、電車の中ではありません。改札を出てからです。

運賃は安く、数分間隔で来て、駅名には番号が振ってある。乗ること自体はおそらく世界でも指折りに簡単です。ところが江南や高速ターミナルのような駅は出口が10以上あり、間違えると炎天下を10分歩き直すことになります。

だから覚えるべきは路線図ではなく、経路検索に出る出口番号です。ここだけで移動の質が変わります。

ソウル地下鉄の基本 入退場ともタッチ、基本運賃1550ウォン前後、バス乗り継ぎは降車後30分以内、駅名は番号で追える、改札を出る前に出口番号を確認、終電と急行に注意
出口番号の確認だけは習慣にしてください。ここで一日の歩数が変わります。

乗り方の基本:タッチして乗るだけ

T-money(またはWOWPASS等の交通機能)を改札にタッチして入り、降車駅でもタッチして出る。それだけです。切符の券売機に並ぶ必要はありません。カードの種類や買い方は交通カード比較の記事にまとめてあります。

路線図は駅名に番号が振ってあるのが特徴で、「明洞=424」のように4号線の24番目とわかる仕組み。韓国語が読めなくても番号で追えます。車内アナウンスは主要駅で日本語も流れます。

運賃と乗り換えの仕組み

項目 内容
基本運賃 交通カード利用で約1,550ウォン+距離加算
バスとの乗り換え 降車後30分以内なら乗継割引(バス降車時のタッチ必須)
改札内の路線乗り換え 追加運賃なし
駅番号の読み方 明洞=424 → 4号線の24番目。ハングルが読めなくても追える
ひと目でわかる基本運賃1,550バスとの乗り換え30駅番号の読み方424
  • 基本運賃はカード利用で1,550ウォン前後(距離加算あり)
  • 地下鉄⇄バスの乗り換えは、降車後30分以内なら乗継割引が効きます(バス降車時のタッチを忘れずに)
  • 同じ改札内での路線乗り換えは追加運賃なし

1日に4〜5回乗っても1,000円行かない計算で、ソウルの物価の中で交通費だけは別世界の安さです。

ソウル地下鉄のホームとスクリーンドア
地下鉄のホーム | LERK / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
ラッシュ時のソウル地下鉄の車内。乗客で満員の状態
平日8〜9時と18〜19時の2号線・9号線はこうなります。観光は10時発が正解です | Photo: Sgroey / CC BY-SA 4.0

出口番号がすべて

ソウルの駅は出口が多い。江南駅や高速ターミナル駅クラスになると10以上あり、間違った出口から出ると炎天下を10分歩き直すことになります。

NAVERマップの経路結果に出る「◯番出口」を必ず確認してから改札を出る。これだけ守れば、ソウルの地上で迷う確率は激減します。構内の黄色い案内板にも出口番号と主要施設名が併記されています。

ソウル地下鉄の基本運賃1550ウォンと乗り換え割引の条件、タクシー基本運賃4800ウォンの表
運賃と、乗り換えが無料になる条件

日本と違うマナー3つ

  1. 優先席(노약자석)には座らない。車両端の優先席は、空いていても若い人は座らないのが韓国の慣習です。日本より厳格なので、旅行者も座らない方が無難
  2. 駆け込み乗車への視線は日本より緩め。ただし次の電車がすぐ来るので走る意味がありません
  3. 車内通話は普通。日本の感覚だと驚きますが、電話しながら乗るのは普通の光景です。逆に、こちらが日本の癖で通話を我慢する必要もありません(大声は別として)

終電と急行、この2つで足止めされます

終電は思ったより早いです。だいたい0時前後で終わりますが、路線・駅・方向によって時刻がかなり違います。同じ駅でも、片方向の終電がもう片方より40分早いことがあります。「地下鉄は0時まで」で夜の予定を組まないでください。出かける前にNAVERマップでその駅の実際の終電時刻を確認しておくのが確実です。逃した場合は、深夜0時ごろから明け方まで走るNバス(深夜バス)があります。タクシーよりはるかに安く済みます。

急行は目的の駅を通過します。いくつかの路線で急行が走っていて、旅行者がいちばん引っかかるのが9号線です。金浦空港〜江南の間の多くの駅を飛ばします。ホーム表示と車内放送で区別はできますが、考えごとをしながら乗ると降りたい駅を過ぎています。うまく使えば時間の節約になるので、要は今どちらの列車の前に立っているかを見るだけの話です。

もうひとつ実務的な話を。すべての出口にエレベーターがあるわけではなく、あってもホームから案内が出ていないことがあります。スーツケースがあるときは、アプリが示した出口番号のエレベーター表示を確認してから階段に向かってください。支払い方法も意外と効きます。どのカードが得かは交通カード比較にまとめてあります。

正直に言う、地下鉄のつらい所

いいことばかりではないので、覚悟しておくべき点も。

  • 乗り換え通路が長い駅がある。特に9号線がらみと総合運動場・金浦空港系の乗り換えは平気で5〜10分歩きます。スーツケース持ちなら、乗り換え回数の少ない経路を選ぶ方が結果的に速い
  • エレベーターはあるが探す手間がある。大きな荷物の日はタクシー(基本料金4,800ウォン〜)と使い分けを
  • 朝8時台と夕方18時台の2・9号線は東京並みに混みます。観光の移動は10時以降にずらすのが賢明
  • 終電は路線により23時台〜24時台。東京より早めに終わる感覚です。深夜はタクシーかカカオTを

私の結論はシンプルで、日中の移動は地下鉄、荷物の多い日と深夜だけタクシー。この使い分けなら、3泊4日の交通費は3,000円もあれば足ります。

よくできた交通システムほど、難しさは乗り換えではなく最後の数百メートルに残ります。地上に出る場所を先に決めておくのが一番効きます。

よくある質問

切符は必要ですか?どう乗りますか?

T-money(またはWOWPASSなど交通機能付きのカード)を改札にタッチして入り、降車駅でもタッチして出るだけです。券売機に並ぶ必要はありません。駅名には番号が振ってあり、明洞なら424=4号線の24番目とわかるので、韓国語が読めなくても番号で追えます。

運賃はいくらですか?乗り換えは追加料金がかかりますか?

カード利用で基本1,550ウォン前後(距離加算あり)です。同じ改札内での路線乗り換えは追加運賃なし。地下鉄とバスの乗り換えは降車後30分以内なら乗継割引が効きますが、バス降車時のタッチを忘れると割引が消えます。1日4〜5回乗っても1,000円に届きません。

駅で迷わないコツはありますか?

出口番号を確認してから改札を出ることです。江南駅や高速ターミナル駅は出口が10以上あり、間違えると炎天下を10分歩き直すことになります。NAVERマップの経路結果に必ず「◯番出口」が出るので、それを見てから構内の黄色い案内板をたどってください。

日本と違うマナーはありますか?

3つあります。車両端の優先席(노약자석)は、空いていても座らないのが韓国の慣習で、日本より厳格です。車内通話は普通の光景なので、我慢する必要はありません(大声は別です)。駆け込み乗車への視線は日本より緩めですが、次がすぐ来るので走る意味はありません。

急行に乗ってしまうと困りますか?

9号線が要注意です。急行は金浦空港〜江南の間の多くの駅を飛ばします。ホーム表示と車内放送で区別できるので、今どちらの列車の前に立っているかを見るだけの話です。うまく使えば時間の節約になります。

終電は何時ですか?スーツケースがある日はどうしますか?

路線により23時台〜24時台で、東京より早めに終わる感覚です。深夜はタクシーかカカオTを使ってください。荷物が多い日も、乗り換え通路が5〜10分歩く駅(9号線がらみ、総合運動場・金浦空港系)があるので、タクシー(基本料金4,800ウォン〜)との使い分けが現実的です。すべての出口にエレベーターがあるわけではない点にも注意してください。

運賃は2026年8月7日時点で、ソウル市の交通料金案内を確認したものです。地下鉄の基本運賃1,550ウォンは2025年6月28日の改定後の金額です。乗り換え割引の条件や終電時刻は路線によって異なるため、当日はNAVERマップの経路検索で確認してください。
確認先
この記事の内容は下記の公式情報を確認して整理しています。制度は変更されることがあるため、出発前に原文をご確認ください。
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