- アプリを入れたら、①言語設定を日本語にする、②現在地の権限を許可する。
- 「明洞 カフェ」のような日本語検索はかなり通じます。
- 目的地を選んで経路ボタンを押すと、地下鉄・バス・徒歩・タクシーの選択肢が出ます。

NAVERマップは日本語にできます。それでも検索でつまずきます。
言語設定を変えれば地名も駅名も日本語になります。ところが個人経営の店は日本語名が登録されていないので、日本語で打っても出てきません。つまりこれは翻訳の問題ではなく、登録データの問題です。
だから解決策も設定ではなく手順のほうにあります。韓国語の店名をコピーして貼る。この癖ひとつで検索の悩みはほぼ消えます。

最初にやる設定は2つだけ
アプリを入れたら、①言語設定を日本語にする、②現在地の権限を許可する。この2つで終わりです。
言語は右上のメニュー(三本線)→設定→言語から「日本語」を選択。地図上の地名・駅名・メニューが日本語になります。会員登録は不要です。ログインしなくても検索・経路・保存以外の機能はほぼ使えます。
ここで一つ判断を書いておくと、私は旅行者にNAVER IDの新規作成までは勧めません。保存機能が使いたい人だけ、LINEやGoogle連携でサッと作れば十分です。
検索のコツ:日本語→韓国語の順で
| つまずき | 解決 |
|---|---|
| 英語の一般名詞で検索してもヒットしない | 正確な店名・施設名(できれば韓国語表記)で検索 |
| 画面が韓国語のまま | アプリ設定で言語を日本語/英語に変更 |
| 行きたい場所を失わない | 見つけた場所は星(保存)を付けておく——オフラインでも一覧できる |
「明洞 カフェ」のような日本語検索はかなり通じます。有名観光地・チェーン店・駅名はまず問題ありません。
つまずくのは個人経営の食堂やSNSで見つけた店。日本語名が登録されていない店は日本語検索でヒットしません。対処は次の順です。
- Instagramや紹介記事から韓国語の店名をコピーして貼り付ける
- 店名がわからなければ住所(韓国語)で検索
- それでもダメなら電話番号検索(意外と強い)
「韓国語名をコピペする」癖をつけるだけで、検索で困ることはほぼなくなります。行きたい店を見つけたら、その場で保存まで済ませておくのが鉄則です。

経路検索で見るべきは「出口番号」
目的地を選んで経路ボタンを押すと、地下鉄・バス・徒歩・タクシーの選択肢が出ます。ここで日本人がスルーしがちなのが地下鉄駅の出口番号。ソウルの駅は出口が10個以上あることもあり、出口を間違えると地上で10分迷います。
経路結果には「◯番出口」が必ず表示されるので、駅に着いたら経路画面をもう一度見る。これだけで移動の質が変わります。バスは到着までの分数がリアルタイム表示されるので、タクシーと迷ったときの判断材料になります。

保存リストを旅のしおりにする
星マークの「保存」機能で、行きたい場所をリスト化できます。「1日目」「カフェ」「雨の日用」のようにリストを分けておくと、地図上に色分きピンで全部表示されるので、「今いる場所から一番近い行きたい店」が一目でわかります。
紙のしおりを作るより、正直こちらの方が実用的です。同行者とリストを共有することもできます。
グーグルマップにはできないこと3つ
検索さえ乗り越えれば、NAVERマップは日本の地図アプリでは見慣れない仕事をしてくれます。
- 何両目に乗ればいいか教えてくれます。地下鉄の経路を開くと「4号車2番ドア」まで表示されます。乗換通路の出口側に降りられるので、王十里のような長い乗換では体感がまるで違います。
- ロードビューで店の入口を先に見られます。ホテルを出る前に目的地の街並みを見ておくと、実際の看板がわかります。ソウルの良い店は2階・3階にあることが多く、知らないと二度通り過ぎます。
- バスの現在地がリアルタイムで出ます。時刻表ではなく、実際に近づいてくるバスです。地元の人が地下鉄より先にバスを選ぶ理由がこれです。
ひとつだけ前提があります。オフラインでは使えません。着いた瞬間から通信が必要なので、eSIM・SIM・WiFiの実費比較を先に決めておいてください。グーグルマップで粘れないかが気になる方は、韓国で何ができて何ができないかにまとめてあります。
NAVERマップの弱点も書いておく
良いことばかり書いても仕方ないので、弱点も正直に。
- オフライン地図がない。通信がないとほぼ何もできません。eSIM等の通信手段は必須です
- 徒歩ナビの精度は路地でやや甘い。ビルの谷間ではGPSが飛びます
- 日本語UIの翻訳が時々不自然。意味は取れるレベルですが
- レビュー文化はGoogleと別物。点数より「訪問者レビュー数」を見る方が当てになります
私の使い分けは、経路と保存はNAVERマップ、店の雰囲気の下調べはInstagram、タクシーはKakao T。この3点セットで、ソウルで移動に困ることはまずありません。
多言語対応という言葉は、表示が翻訳されることを意味していて、中身が翻訳されることまでは意味していません。旅行アプリではこの差がそのまま使い勝手になります。
よくある質問
NAVERマップは日本語で使えますか?
使えます。右上のメニュー(三本線)→設定→言語から「日本語」を選ぶと、地名・駅名・メニューが日本語表示になります。会員登録は不要で、検索と経路案内はログインなしで使えます。
日本語で検索しても店が出てきません。
日本語名が登録されていない個人経営の店では起こります。対処は3段階です。まずInstagramや紹介記事から韓国語の店名をコピーして貼り付ける。店名がわからなければ韓国語の住所で検索。それでもダメなら電話番号検索が意外と強いです。「韓国語名をコピペする」癖をつけるだけで、検索で困ることはほぼなくなります。
NAVERのアカウントは作るべきですか?
旅行者に新規作成までは勧めません。検索も経路案内もログインなしで使えます。行きたい店を保存しておきたい人だけ、LINEやGoogle連携で作れば十分です。
経路検索でいちばん見落としがちなポイントは?
地下鉄駅の出口番号です。ソウルの駅は出口が10個以上あることも珍しくなく、間違えると地上で10分迷います。経路結果には必ず「◯番出口」が出るので、駅に着いたらもう一度経路画面を見てください。バスは到着までの分数がリアルタイムで表示されるので、タクシーと迷ったときの判断材料にもなります。
NAVERマップの弱点は何ですか?
オフライン地図がありません。通信がないとほぼ何もできないので、eSIMなどの通信手段は必須です。徒歩ナビの精度もビルの谷間ではやや甘く、日本語UIの翻訳が不自然な箇所もあります。レビューはGoogleと文化が違うので、点数より訪問者レビュー数を見る方が当てになります。
Googleマップと併用すべきですか?
用途を分けるのが現実的です。経路検索と保存はNAVERマップ、店の雰囲気の下調べはInstagram、タクシーはKakao T。この3点セットで、ソウルで移動に困ることはまずありません。