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韓国NAVERマップの使い方|日本人がつまずく設定

3行まとめ
  • アプリを入れたら、①言語設定を日本語にする、②現在地の権限を許可する。
  • 「明洞 カフェ」のような日本語検索はかなり通じます。
  • 目的地を選んで経路ボタンを押すと、地下鉄・バス・徒歩・タクシーの選択肢が出ます。
北村韓屋村の細い路地から見えるソウルの街並みとNソウルタワー
北村の路地。この規模の路地はグーグルマップでは案内が出ません。NAVERマップの出番です。 | Photo: Trainholic / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

NAVERマップは日本語にできます。それでも検索でつまずきます。

言語設定を変えれば地名も駅名も日本語になります。ところが個人経営の店は日本語名が登録されていないので、日本語で打っても出てきません。つまりこれは翻訳の問題ではなく、登録データの問題です。

だから解決策も設定ではなく手順のほうにあります。韓国語の店名をコピーして貼る。この癖ひとつで検索の悩みはほぼ消えます。

NAVERマップ初期設定4ステップ 言語を日本語に、位置情報を許可、韓国語の店名を貼って検索、経路結果の出口番号を確認
この4つを出発前に済ませておけば、現地で迷いません。

最初にやる設定は2つだけ

アプリを入れたら、①言語設定を日本語にする、②現在地の権限を許可する。この2つで終わりです。

言語は右上のメニュー(三本線)→設定→言語から「日本語」を選択。地図上の地名・駅名・メニューが日本語になります。会員登録は不要です。ログインしなくても検索・経路・保存以外の機能はほぼ使えます。

ここで一つ判断を書いておくと、私は旅行者にNAVER IDの新規作成までは勧めません。保存機能が使いたい人だけ、LINEやGoogle連携でサッと作れば十分です。

検索のコツ:日本語→韓国語の順で

つまずき 解決
英語の一般名詞で検索してもヒットしない 正確な店名・施設名(できれば韓国語表記)で検索
画面が韓国語のまま アプリ設定で言語を日本語/英語に変更
行きたい場所を失わない 見つけた場所は星(保存)を付けておく——オフラインでも一覧できる
検索のコツ本文の表を図に整理英語の一般名詞で検索してもヒ正確な店名・施設名(できれば韓国語表記)で検索画面が韓国語のままアプリ設定で言語を日本語/英語に変更行きたい場所を失わない見つけた場所は星(保存)を付けておく——オフラインで
検索のコツ — 本文の表を図に整理

「明洞 カフェ」のような日本語検索はかなり通じます。有名観光地・チェーン店・駅名はまず問題ありません。

つまずくのは個人経営の食堂やSNSで見つけた店。日本語名が登録されていない店は日本語検索でヒットしません。対処は次の順です。

  1. Instagramや紹介記事から韓国語の店名をコピーして貼り付ける
  2. 店名がわからなければ住所(韓国語)で検索
  3. それでもダメなら電話番号検索(意外と強い)

「韓国語名をコピペする」癖をつけるだけで、検索で困ることはほぼなくなります。行きたい店を見つけたら、その場で保存まで済ませておくのが鉄則です。

ソウルの地下鉄駅の出口番号を示す標識
駅の出口番号の標識 | Udonhan1992 / Wikimedia Commons (CC0)

経路検索で見るべきは「出口番号」

目的地を選んで経路ボタンを押すと、地下鉄・バス・徒歩・タクシーの選択肢が出ます。ここで日本人がスルーしがちなのが地下鉄駅の出口番号。ソウルの駅は出口が10個以上あることもあり、出口を間違えると地上で10分迷います。

経路結果には「◯番出口」が必ず表示されるので、駅に着いたら経路画面をもう一度見る。これだけで移動の質が変わります。バスは到着までの分数がリアルタイム表示されるので、タクシーと迷ったときの判断材料になります。

NAVERマップで英語検索が失敗したときに試す3手順と、英語で出るもの出ないものの対比
英語で出てこないときは、この順番で試します

保存リストを旅のしおりにする

星マークの「保存」機能で、行きたい場所をリスト化できます。「1日目」「カフェ」「雨の日用」のようにリストを分けておくと、地図上に色分きピンで全部表示されるので、「今いる場所から一番近い行きたい店」が一目でわかります。

紙のしおりを作るより、正直こちらの方が実用的です。同行者とリストを共有することもできます。

グーグルマップにはできないこと3つ

検索さえ乗り越えれば、NAVERマップは日本の地図アプリでは見慣れない仕事をしてくれます。

  • 何両目に乗ればいいか教えてくれます。地下鉄の経路を開くと「4号車2番ドア」まで表示されます。乗換通路の出口側に降りられるので、王十里のような長い乗換では体感がまるで違います。
  • ロードビューで店の入口を先に見られます。ホテルを出る前に目的地の街並みを見ておくと、実際の看板がわかります。ソウルの良い店は2階・3階にあることが多く、知らないと二度通り過ぎます。
  • バスの現在地がリアルタイムで出ます。時刻表ではなく、実際に近づいてくるバスです。地元の人が地下鉄より先にバスを選ぶ理由がこれです。

ひとつだけ前提があります。オフラインでは使えません。着いた瞬間から通信が必要なので、eSIM・SIM・WiFiの実費比較を先に決めておいてください。グーグルマップで粘れないかが気になる方は、韓国で何ができて何ができないかにまとめてあります。

NAVERマップの弱点も書いておく

良いことばかり書いても仕方ないので、弱点も正直に。

  • オフライン地図がない。通信がないとほぼ何もできません。eSIM等の通信手段は必須です
  • 徒歩ナビの精度は路地でやや甘い。ビルの谷間ではGPSが飛びます
  • 日本語UIの翻訳が時々不自然。意味は取れるレベルですが
  • レビュー文化はGoogleと別物。点数より「訪問者レビュー数」を見る方が当てになります

私の使い分けは、経路と保存はNAVERマップ、店の雰囲気の下調べはInstagram、タクシーはKakao T。この3点セットで、ソウルで移動に困ることはまずありません。

多言語対応という言葉は、表示が翻訳されることを意味していて、中身が翻訳されることまでは意味していません。旅行アプリではこの差がそのまま使い勝手になります。

よくある質問

NAVERマップは日本語で使えますか?

使えます。右上のメニュー(三本線)→設定→言語から「日本語」を選ぶと、地名・駅名・メニューが日本語表示になります。会員登録は不要で、検索と経路案内はログインなしで使えます。

日本語で検索しても店が出てきません。

日本語名が登録されていない個人経営の店では起こります。対処は3段階です。まずInstagramや紹介記事から韓国語の店名をコピーして貼り付ける。店名がわからなければ韓国語の住所で検索。それでもダメなら電話番号検索が意外と強いです。「韓国語名をコピペする」癖をつけるだけで、検索で困ることはほぼなくなります。

NAVERのアカウントは作るべきですか?

旅行者に新規作成までは勧めません。検索も経路案内もログインなしで使えます。行きたい店を保存しておきたい人だけ、LINEやGoogle連携で作れば十分です。

経路検索でいちばん見落としがちなポイントは?

地下鉄駅の出口番号です。ソウルの駅は出口が10個以上あることも珍しくなく、間違えると地上で10分迷います。経路結果には必ず「◯番出口」が出るので、駅に着いたらもう一度経路画面を見てください。バスは到着までの分数がリアルタイムで表示されるので、タクシーと迷ったときの判断材料にもなります。

NAVERマップの弱点は何ですか?

オフライン地図がありません。通信がないとほぼ何もできないので、eSIMなどの通信手段は必須です。徒歩ナビの精度もビルの谷間ではやや甘く、日本語UIの翻訳が不自然な箇所もあります。レビューはGoogleと文化が違うので、点数より訪問者レビュー数を見る方が当てになります。

Googleマップと併用すべきですか?

用途を分けるのが現実的です。経路検索と保存はNAVERマップ、店の雰囲気の下調べはInstagram、タクシーはKakao T。この3点セットで、ソウルで移動に困ることはまずありません。

アプリの画面と設定項目は2026年8月時点のものです。NAVERマップは更新が速く、メニューの位置が変わることがあります。日本語表示の設定場所は、アプリ内のヘルプが最新の基準になります。
確認先
この記事の内容は下記の公式情報を確認して整理しています。制度は変更されることがあるため、出発前に原文をご確認ください。
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