- 買い物・コスメ・推し活の出費は個人差が大きすぎるので別枠です。
- 東京〜ソウルのLCC往復は、平日発着の閑散期なら20,000円台前半、週末や連休を挟むと40,000円台後半まで上がります。
- 明洞の中級ホテルはツイン1泊13,000〜18,000円が相場になりました。

「韓国は安い」という感覚は、そろそろ更新したほうがいい時期に来ています。
2026年8月時点で、東京発3泊4日は節約型で約7万円、標準型で約11万円。宿代と外食が10年前とは別の水準です。特に外食は、一人飯9,000〜12,000ウォン、カフェのラテ5,000〜6,000ウォンで、日本と大きく変わりません。
ただし交通費と通信費だけは別世界の安さです。だから予算配分の考え方も変わります。

合計金額の早見表
| 項目 | 節約型 | 標準型 |
|---|---|---|
| 航空券(往復) | 25,000円 | 40,000円 |
| ホテル3泊 | 21,000円 | 39,000円 |
| 食費4日 | 13,000円 | 20,000円 |
| 交通(空港往復含む) | 4,500円 | 6,500円 |
| 通信(eSIM) | 2,000円 | 2,500円 |
| 雑費・カフェ等 | 5,000円 | 10,000円 |
| 合計 | 約70,500円 | 約118,000円 |
買い物・コスメ・推し活の出費は個人差が大きすぎるので別枠です。ここはゼロにも10万円にもなります。

航空券:時期で2倍変わる
東京〜ソウルのLCC往復は、平日発着の閑散期なら20,000円台前半、週末や連休を挟むと40,000円台後半まで上がります。同じ路線でここまで差が出る区間も珍しいです。
2026年8月時点で見ていると、木曜出発・日曜帰国の組み合わせが一番値上がりしやすい。私なら火曜発・金曜帰りにして、浮いた1万円を食費に回します。

This photo was taken / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
ホテル:明洞にこだわらない
明洞の中級ホテルはツイン1泊13,000〜18,000円が相場になりました。コロナ前の感覚だとかなり高く感じるはずです。
一方で、地下鉄で2〜3駅ずれた東大門や忠武路、乙支路あたりなら同グレードが7,000〜10,000円で見つかります。ソウルの地下鉄は数分間隔で来るので、2駅の差は体感ほぼゼロ。立地に2万円払うより、そのお金で1食いいものを食べる方が満足度は高いと思います。
ただし例外があって、深夜まで遊んで歩いてホテルに帰りたい人は素直に明洞・弘大に泊まってください。タクシー代とストレスで結局差額が消えます。
食費:1日いくら見ておくか
2026年のソウルの外食は、正直もう「安い」とは言えません。目安はこうです。
- クッパ・ビビンバなど一人飯:9,000〜12,000ウォン(約1,000〜1,300円)
- サムギョプサル:1人前13,000〜17,000ウォン、2人で2人前+αが普通
- カフェのラテ:5,000〜6,000ウォン
- コンビニでの軽食:3,000〜6,000ウォン
1日3,000〜4,000円あれば屋台もカフェも楽しめます。節約したい日はコンビニと粉食店(キンパ・トッポッキ)を使えば1日2,000円台も可能です。
交通・通信・雑費
仁川空港〜ソウル市内はA’REX一般列車で約4,800ウォン。市内の地下鉄・バスはT-moneyで1回1,500ウォン台なので、1日乗り回しても1,000円かかりません。交通費は本当に安い国です。
通信はeSIMが3日無制限で1,700〜3,000円。空港でSIMを買うより日本で事前購入する方が安くて確実です。
見落とされがちな費用
上の4項目は目に見える出費です。実際に合計を1〜2万円動かすのは、たいていここに挙げるものです。
- 「円で決済しますか?」は断ってください。カード決済のとき、端末が日本円での決済を提案してくることがあります。必ずウォン建てを選んでください。これはDCC(動的通貨換算)で、1回ごとに数%上乗せされます。4日分積み上がると食事1回分になります。
- 空港往復は「往復」で。行きだけ計算して帰りを忘れる人が多いです。2人で定額タクシーを往復使うと、それだけで15万ウォンを超えます。空港からソウル市内への比較に、10分の1で済ませる方法まで載せてあります。
- どうしても要る現金。ソウルはほぼキャッシュレスですが、交通カードのチャージは現金のみです。在来市場や昔ながらの食堂も現金だけのことがあります。5〜10万ウォンは現金で持っておき、空港で両替する前に両替の比較を見ておいてください。
- 戻ってくる付加価値税。対象店で1万5千ウォン以上買うと、レジでパスポートを見せるだけでその場で税金分が引かれます。ネット上にまだ残っている「3万ウォン以上」は旧制度の数字です。買い物予算に対して無視できない差になりますが、パスポートを持っていることが前提です。
- 払わなくていいもの。チップは一切ありません。水は無料、おかずのおかわりも無料です。この分を予算に入れているなら外してください。
削っていい費用、削ると後悔する費用
削っていいのは「ホテルの立地」と「航空券の時間帯」。早朝便は眠いだけで、着いてからカフェで休めば済みます。
逆に削ると後悔するのが通信費と保険です。地図もお店探しも翻訳も全部スマホ頼みになるので、通信をケチると旅全体の質が下がります。海外旅行保険は数百円のクレカ付帯でもいいので必ず確認を。病院の記事でも書きましたが、韓国の外国人診療は全額自己負担だと高額です。
最後に私の本音を言うと、3泊4日で10万円を切るかどうかより、「何にお金を使う旅か」を先に決める方が満足度は上がります。食べたい人は宿を削る、買いたい人は食を削る。全部盛りにすると15万円コースです。
旅の予算は総額より配分で決まります。何にお金を使う旅かを先に決めておくと、同じ金額でも満足度が変わります。
よくある質問
東京発ソウル3泊4日、結局いくら必要ですか?
節約型で約7万円、無理のない標準型で約11万円が目安です(2026年8月時点、10,000ウォン≒1,100円換算)。航空券・ホテル・食費・現地交通・通信を含みます。買い物やコスメ、推し活の費用は個人差が大きすぎるので別枠で考えてください。
航空券は何曜日発が安いですか?
東京〜ソウルのLCC往復は、平日発着の閑散期で20,000円台前半、週末や連休を挟むと40,000円台後半まで上がります。木曜出発・日曜帰国の組み合わせが一番値上がりしやすいので、火曜発・金曜帰りにずらすと1万円前後浮きます。
ホテルは明洞に取るべきですか?
こだわらなくて大丈夫です。明洞の中級ホテルはツイン1泊13,000〜18,000円ですが、地下鉄で2〜3駅ずれた東大門・忠武路・乙支路なら同グレードが7,000〜10,000円で見つかります。ソウルの地下鉄は数分間隔なので、2駅の差は体感ほぼゼロです。ただし深夜まで遊んで歩いて帰りたい人は、素直に明洞か弘大に泊まってください。タクシー代で差額が消えます。
1日の食費はどのくらい見ればいいですか?
クッパやビビンバなどの一人飯が9,000〜12,000ウォン(約1,000〜1,300円)、サムギョプサルが1人前13,000〜17,000ウォン、カフェのラテが5,000〜6,000ウォンです。1日2食+カフェで3,000〜4,000円前後。2026年のソウルの外食は、もう「安い」とは言えません。
予算で見落としやすい出費は何ですか?
カード端末が提案してくる円建て決済(DCC)です。1回ごとに数%上乗せされ、4日分で食事1回分になります。必ずウォン建てを選んでください。あとは空港往復を片道分しか計算していないケース、交通カードのチャージが現金のみである点も要注意です。逆にチップ、水、おかわりのおかずは無料なので、予算に入れているなら外してください。
削っていい費用と、削ると後悔する費用は?
削っていいのはホテルの立地と航空券の時間帯です。早朝便は眠いだけで、着いてからカフェで休めば済みます。削ると後悔するのは通信費と旅行保険。地図も店探しも翻訳もスマホ頼みですし、韓国の外国人診療は全額自己負担で高額になります。