- ルートは事実上一択だ。龍山駅か清凉里駅からITX-青春に乗り、加平(カピョン)駅まで50〜60分。
- 島の使い方はシンプルだ。船着場から時計回りに、メタセコイア並木→銀杏並木→水辺の道と歩けば主要な絵はすべて回収できる。
- 加平エリアには南怡島以外の観光地も点在する。

ソウルから電車で1時間の場所に、「共和国」を名乗る島がある。南怡島(ナミソム)——入場券を「ビザ」と呼び、船で渡る半月形の島だ。『冬のソナタ』のロケ地として世界的に知られ、いまはアジア中の旅行者が並木道を目指して来る。 結論:往復4時間+島3時間、ソウル発の「完成形の遠足」です。
正直に言うと、南怡島は「絶景」の場所ではない。よく設計された散歩の場所だ。メタセコイアと銀杏の並木、湖のような北漢江、放し飼いのダチョウとクジャク。その全部が徒歩2時間の円の中に収まっている。
ソウルからの往復を含めて、1日をどう設計するか。費用と時刻から組み立てる。
1. 行き方 — ITX一本、駅からは5分
ルートは事実上一択だ。龍山駅か清凉里駅からITX-青春に乗り、加平(カピョン)駅まで50〜60分。座席指定制なので、週末は往路・復路とも予約しておくと安心だ。加平駅から船着場まではタクシーで5分(基本料金圏)、または加平観光地を巡る循環バスもある。船着場からはフェリーで5分——入場券に含まれている。

入場は大人19,000ウォン(往復フェリー込み・2026年4月改定)。そして変わり者の入島方法としてジップワイヤー(55,000ウォン、入場込み)がある——高さ80mのタワーから島までワイヤーで滑空する90秒だ。話のネタとしては最強の部類に入る。
| 行き方 | 所要(片道) | 目安費用 |
|---|---|---|
| ITX青春+シャトル | 約1時間40分 | 約12,000ウォン+ |
| 直行シャトルバス | 約1時間30分 | 往復23,000ウォン前後 |
| ツアーバス(半日) | 送迎込み | 30,000ウォン台〜 |
| 入島料(共通) | — | 16,000ウォン(渡船込み) |
2. 島での2〜3時間 — 歩く、それだけでいい

島の使い方はシンプルだ。船着場から時計回りに、メタセコイア並木→銀杏並木→水辺の道と歩けば主要な絵はすべて回収できる。所要2〜3時間。自転車レンタルもあるが、この島は歩く速度のほうが合う。秋の見頃は10月末〜11月中旬——銀杏が「黄金の絨毯」になる時期で、紅葉の南下地図のソウル見頃とほぼ重なる。
昼は島内の食堂でもいいが、加平駅周辺の名物「加平マッククス(蕎麦)」とタッカルビも選択肢。島より駅前のほうが安い。

3. 組み合わせ — プチフランスと爺ミ里
加平エリアには南怡島以外の観光地も点在する。フランスの村を再現したプチフランス、庭園のアチムゴヨ樹木園など——これらを巡る加平循環バスが観光客向けに走っている。ただし全部を1日に詰めると移動だけの日になる。南怡島+1か所が現実的な上限だ。
帰りのITXは夕方の便が混む。日曜は特に、ソウル方面の座席が早く埋まるので、往路の時点で復路も確保しておくこと。
4. 行くべき人、後回しでいい人
南怡島が「刺さる」のは、並木道の写真が撮りたい人、ドラマの聖地巡礼、子ども連れ(動物と広場)、そして都会の喧騒を1日消したい人だ。逆に、ソウル滞在が3日以下なら市内を優先していい——島の魅力は「わざわざ感」と引き換えだからだ。
4日以上の滞在で、1日を郊外に使える人へ。ITXの窓から漢江が北漢江に変わっていく1時間は、それ自体が小旅行だ。ソウルの外の韓国を一口だけ味わうには、これ以上手頃な島はない。
要点
• ITX-青春で龍山→加平50〜60分(座席指定)、駅から船着場はタクシー5分
• 入場19,000ウォン(往復フェリー込み)。ジップワイヤー入島は55,000ウォン
• 島は徒歩2〜3時間で一周。秋の黄金色は10月末〜11月中旬
• 南怡島+プチフランス等は循環バス — ただし1日2か所まで
• 復路のITXは夕方混雑 — 往路購入時に復路も確保
よくある質問
予約は必要ですか?
島自体は予約不要です。ITXの座席指定は週末は事前予約が安全です。ジップワイヤーは現地受付順です。
どのくらい時間がかかりますか?
ソウル発着で6〜8時間が標準です。朝9時前後に出れば、夕方にはソウルに戻れます。
冬でも楽しめますか?
はい。『冬のソナタ』の雪景色こそこの島の原点で、雪の日の並木道は別格です。ただし防寒は市内より一段強めに。
子ども連れに向いていますか?
向いています。車が走らず、動物が放し飼いで、広場と体験施設が多い——ソウル近郊で最も子ども向きの1日です。
ツアーと個人、どちらがいいですか?
ITXが簡単なので個人で十分です。プチフランスなど複数箇所を効率よく回りたい場合のみ、ツアーバスに価値があります。
2026年8月17日時点の情報です。料金は2026年4月改定基準、運行・料金は変わることがあります。出典: 南怡島公式案内、KORAIL運行情報。写真: Wikimedia Commons。
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